こんにちは!
皆さん、医療ドラマは好きですか✨🥼✨(今月2回目)
前回もちょっと書きましたが筆者はイマドキの医療ドラマも観ますし、
トップナイフやドクターXも好きだったし、サイコドクターやコウノドリも原作から読んでるし
ものすごく古いところで言ったら手塚治虫のブラック・ジャック(注;無免許)なんかも愛読書でした☺️
海外の連続ドラマだと「グレイズ・アナトミー」や「ER緊急救命室」、映画だと、これもまた古い映画ですが「レナードの朝」に自分の職種に近いキャラクターが登場するもので、学生時代に繰り返し観たりしました。
それで、先日ちょっと毛色の違う作品を鑑賞してみたんですね。
戦争モノです。
アンドリュー・ガーフィールド主演の「ハクソー・リッジ」。
これは実在した「衛生兵」をモデルにした
実話なんです。
衛生兵って、全員看護師の資格を持っているわけではなくて、戦闘部員とは別の特殊な訓練を受けてなるものなんだそうですね。
この映画の中では、主人公はとある美女にひと目惚れして結婚し、幸せを掴んだにもかかわらず、あえて衛生兵に志願し
彼女を残して戦場(沖縄)に赴きます。
彼は無資格なんですが、
偶然居合わせた交通事故現場で見事な止血処理をやってのけたり、
奥さんが看護師だったり、
幼少期のトラウマなどもあって、
いろいろな背景に後押しされておそらく
「これこそ俺の使命に違いない!」
という感じで、過酷な戦場に向かっていきます。
次々と仲間が負傷する戦場で、
衛生兵はモルヒネと消毒薬、包帯を持って戦場を走り回り、
ときには弾丸が飛び交う中で点滴を行ったりもするんです。
じつはですね、原則衛生兵は非戦闘員という位置づけなんで、
「衛生兵を攻撃してはいけない」って国際法で決められてるんですよ。
ところがね、これでもかってくらい、衛生兵のお仕事現場には
邪魔が入ります。
当たり前なんですけどね、戦場だから。
弾丸で点滴パックをブチ抜かれたり、
衛生兵だよって言ってるのに普通に攻撃されるし
法律で決められてたって、現実はこんなもんなのかなあ、という切なさ( ; ; )
それで、ごく個人的な感想で甚だ恐縮ですが、何度か落涙するほど良い映画でしたので
ネタバレにならない程度に感動ポイントを載せておきます✨
↓↓↓
①主人公が博愛主義すぎて、
なんと銃無しで戦争に参加。
弱虫といじめられても、
ひたすら救護にあたる姿が泣ける。
②しまいには、○○まで手当てしてあげる姿に泣ける。
③ケンカもできないヘナチョコ兵!
みたいな感じでバカにしていた他の兵隊が、
主人公の衛生兵としての仕事ぶりに少しずつ心動かされ、
良い人たちになっていく様子が泣ける。
④ラストまで見てる方も胃が痛くなるほど
すごい戦いなんだけど、
意外なハッピーエンド(実話)が
待ってて泣ける。
⑤主人公がイ○メンなので泣ける✨
ただね、この映画は心臓の弱い方にはちょっとオススメできないんですね。
繊細な方は閲覧注意です。
戦場の描写がリアル過ぎて…いや、実際の戦場はこれ以上、こんなもんじゃない、と
出兵経験者の方はおっしゃるのだと思いますが、
体調の優れないときもやめたほうがいいかもしれません。
メル・ギブソン監督作品って見ごたえあるんだけど、どれも結構閲覧注意なのがちょっとなあ…
あとですね、この映画については
「日本軍をバカにしたような描写が目立つ」という批評もあったようなのですが
個人的には勉強不足もあって、何も感じなかったというか、その辺はよくわからなかったです。
でも、いまだに東洋人のステレオタイプなイメージってこんなものなのかなあ、というのはちょっと思いました。
少なくとも、マッドマックスな監督の中では、こういうイメージなのかな、と☺️
しかしあれですね、
こういう重厚すぎる映画も私は好きなんですが、
あまりにもハードだったので、
一服の清涼剤みたいな感じで
観月ありささんの「ナースのお仕事❤️」を
もう一度観たい❗️
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️