今日のブログは、ちょっと長い題名になってしまいました!
皆さんそうですが、このお話の主人公がお1人ではないもので☺️
在宅医療では、ご本人の忍耐や努力はもちろん
ご家族の壮絶な頑張りの甲斐あって、望ましい結果につながることがよくあります。
お髭がダンディなNさんは、一見するととても穏やかな雰囲気で、実際とても優しい方。
一方で、好きなものややりたいことを諦めない、不屈の精神の持ち主でもあります。
寝室に綺麗に並べてある、こちらのゴルフクラブをご覧ください!
Nさん「いつかまた、ゴルフをやりたいと思ってそこに飾ってあるんですよ。ゴルフ好きでねえ。クラブは1本1本、しょっちゅう磨いてます」
笑顔でお話してくれるNさんですが、複数の疾患により何度かの入院、手術を経験されています。
その度にNさんと奥さまが直面した、ショッキングな告知。
奥さま「お医者さんに、一度は『一生車椅子での生活になります』と言われたこともあるんです。それでも今は、あんな風に杖で歩く練習もできている。休日には、2人でショッピングモールに行くこともあるんですよ。外ではまだまだ、車椅子を使うことが多いですけどね」
明るく振り返る奥さまですが、一時期はご自分のお仕事とNさんの通院・送迎で、食事をする時間すらなかった時期もあったのです。
「あの頃は自分の時間なんて、全然なかった!」と笑顔で語る奥さまのサポートの甲斐あって、Nさんの身体機能は着々と回復。
Nさん「病院でのリハビリで一番嬉しかったのはね、毎日毎日辛い訓練をやってたら、ある日急に足が動くようになったときがあったの。あれはびっくりしたね」
ご病気により、一時は全身がガラス細工のように骨折しやすい状態になっていたNさん。恐る恐る、そして痛みに耐えながらのリハビリを続けるうち、少しずつ耐性がついていきました。
現在では、在宅と通所両方のリハビリをこなし、ほぼ休憩なくみっちり運動しておられます。
Nさん「昔はね、夫婦でゴルフをやったこともあったの。奥さんはプロのコーチに習ったりしてね!でもうちの奥さんは、厳しいんですよ〜」
いやいや、厳しい奥さんだったからNさんの今があるんですよね☺️
いつかまたお2人で、ゴルフを楽しめる日のために、今日もまた頑張りましょう‼️
まずは、打ちっぱなしから再スタートでいかがでしょうか❓